JBBA NEWS
2026年3月号(VOL.638)

最新の第375便は「人生劇場」烏森発牧場行き
吉川 良/よしかわ まこと
「AIが人類の社会に与える影響をどう見ますか」という質問を新聞で読む。「近い未来と遠い未来に分けて考えましょう。近い未来で言えば、いまのビッグデータを基にしたAIは、人知と並ぶような存在ではありません。それでも、人類に取って代わり始めています。しかも予測されたような単純労働ではなく、人類の高度な文化活動や精神活動、例えば法律や政治、経済、あるいは文学の創作といった分野へ入り込んでいます。長期の未来について言えば、今の速さで進化を続ければAIは人類の知力を超える可能性があります。そのとき人類は初めて、地球上で(他者)と向き合うことになります」という、世界的ベストセラー「三体」で、地球より進んだ文明を持つ宇宙人がやってくるという衝撃的な世界を描いた中国のSF作家、劉慈欣の言葉を読む。(中略) ああ、おれ、SNSについても何も知らない。仕方なく、SNSってさ、スペシャルなノンべとスケベの略?とかバカを言って、若い人から無視されている。ああ、おれ、AIもSNSも知らずに、しかし、もうすぐ89歳の日日を、なるべく明るく暮らそうと、私は自分に声をかけているのだ。(略)
第180回は「3兄弟」第5コーナー ~競馬余話~
有吉 正徳/ありよし まさのり
2026年1月の最終週、中央競馬で前代未聞の出来事があった。24日にあった第2回小倉牝馬Sは、ルメール騎手が乗った1番人気のジョスラン(牝4歳、美浦・鹿戸雄一厩舎)が優勝し、デビューから6戦目で重賞初制覇を果たした。父エピファネイア、母ケイティーズハートという血統。4歳年上の全兄は3歳時に皐月賞、天皇賞・秋、有馬記念を制して、JRA賞の年度代表馬に輝いたエフフォーリアだ。翌25日に京都競馬場で行われたのは第31回プロキオンSだった。3番手から抜け出し、クビ差、クビ差、クビ差という4頭の大接戦を制したのは横山和生騎手の1番人気ロードクロンヌ(牡5歳、栗東・四位洋文厩舎)だった。中央・地方合わせて挑戦6度目にしての重賞初優勝だった。ロードクロンヌは父リオンディーズ、母リラコサージュの血統だと筆者。
第15回は『ニルコス(FR)』JBBAスタリオンズ名鑑 ~歴史を紡いだ種牡馬たち~
山田 康文/やまだ やすふみ
1967(昭和42)年の春は、前年に輸入された繁殖牝馬を発生源とする馬鼻腔肺炎ウイルス流産が発生。日高管内を中心に、18牧場96頭の牝馬が感染するなど大きな被害が生じた。また、6月23日には日本軽種馬協会那須種馬場で供用4年目のワラビー(FR)が心臓麻痺のため急死。そのため、七戸種馬場で供用6年目を迎えていたロイヤルチャレンヂャー(IRE)をシーズン途中で那須種馬場に移動させたものの思うような種付けを行うことが出来ず、また供用7年目を九州種馬場で迎えたティエポロ(ITY)も種付能力の減退が見られたため、その代馬として、日本軽種馬協会が輸入したのが、フランスで3シーズンを過ごしていたニルコス(FR)だったと筆者。
第207回は『種牡馬展示会ラッシュ』北海道馬産地ファイターズ
村本 浩平/むらもと こうへい
本格的な種付シーズンを前にした、2月上旬から各スタリオンで開催される種牡馬展示会。今年は北海道内のスタリオンのみならず、JBBA九州種馬場とJBBA七戸種馬場でも開催された。締め切りの関係もあり、JBBA九州種馬場と、JBBA七戸種馬場の種牡馬展示会についてはここで取り上げない。ただ、北海道内で開催された種牡馬展示会は、どのスタリオンにおいても、空前絶後と言えるような盛り上がりを見せていた。具体例を挙げるとするなら、どの展示会でも一目で分かるほどに来場者の数が多く、スタリオン内の駐車場も早い時間から満車となっていた。また、種牡馬展示会では各スタリオンが、来場者に向けてのノベルティを配っているのだが、展示会開始前に配布が終了していたスタリオンもあったほどだったと筆者。
第207回は『ウマ娘コラボイベント』馬ミシュラン
小山内 完友/おさない ひろとも
今年も「ウマ娘コラボイベント」が浦和競馬場で開催されている。昨年の浦和競馬場の他にも、園田競馬場や笠松競馬場などでも開催されているこのイベント。声優のトークショーなどもあり、どこの競馬場でも多くの入場者を集める。2024年6月に園田競馬場で行われたコラボイベントは、最終日の金曜日には通常の2倍に当たる4,399人が来場。2025年5月に笠松競馬場で行われたコラボイベントは10,168人の来場者数と大盛況であった。浦和競馬場のコラボイベントも、初回の2025年は入場者9,596人(2月24日の祝日)、2回目となる今年(同じく2月23日の祝日)は10,574人と昨年を上回る入場者数となったと筆者。
協会会議
・2026(令和8)年度 第1回理事会
・2025(令和7)年度 第2回軽種馬海外流通促進事業会議
海外情報
| 2025 | エクリプス賞(北米競馬年度表彰) |
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トピックス
・2026年 JBBA種牡馬展示会
・JBBAからのお知らせ 2026(令和8)年度通常総会の開催と委任状、議決権行使書面について
・2025 生産関連統計
・2025 JPNサラブレッドランキング
・2026 海外主要競走日程
・2024年軽種馬の全国農業産出額は763億円
・2026年せり市場開催日程(予定)
法律問題Q&A
・軽種馬取引の法律問題Q&A 第7回 【鍋谷博敏弁護士 監修】弁護士 村中 徹
地方競馬ニュース
・2026年1月 地方競馬場の売り上げ
・地方競馬開催日程 2026年【4月~6月】
・2025年地方競馬で実施されたダートグレード競走の年間レースレーティングについて
種牡馬事業
・STALLION NEWS ARCHIVE(スタリオンニュース・アーカイヴ)
生産関連ランキング
・2026年2月各種ランキング
From 競走馬のふるさと案内所・連絡センター
レポート(日高案内所・十勝連絡センター)
The First Win
JBBA 会員生産の初勝利馬一覧(2026.1.18 ~ 2026.2.21)
刊行物紹介
・『2025軽種馬統計』
表紙
・第43回フェブラリーS(GI)優勝 コスタノヴァ
・コスタノヴァ紹介
・JBBAの種馬事業に関するアンケート
・2025軽種馬統計
JAIRSコーナー((公財)ジャパン・スタッドブック・インターナショナルコーナー)etc
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