JBBA NEWS

2015年8月号(VOL.511)

最新の第248便は 地図をひらいて 烏森発牧場行き

吉川 良/よしかわ まこと

サッカーの女子ワールドカップの決勝でアメリカに5-2と負けた7月7日の夕刊で、「後半7分、主将のMF宮間あや選手のFKがアメリカのオウンゴールを誘い、2点差に。宮間選手の地元、千葉県大網白里市では大網白里アリーナに集まった約450人が一斉に立ち上がり、拍手をしたりハイタッチを交わしたり」と読んだ私は、大網白里市、と声にはせずに言ってみて、10日前に北海道新冠の牧場でいっしょだった板倉譲二さんの顔を思い浮かべた。内科医の板倉さんが大網白里市に住んでいるからだ。(中略)「勝った負けたって騒ぐのが競馬だし、馬券が当たったハズれたって騒ぐのが競馬なんだけど、おれはさ、競馬が会わせてくれた人とな、こうしてビールをのんで、楽しくなって、帰ったら一生懸命にはたらいて、また来年も、あの連中と牧場でビールをのむぞって、それがおれの競馬ってわけよ。ま、おれの場合だけど、そういうことでなければ、馬券を買ったり、1口馬主になったりするのが、こんなに長くは続かないなあ」と小林徹さんがハルニレの木の近くで言っていたのを思いだした。(略)

第53回は「全場制覇」 第5コーナー ~競馬余話~

有吉 正徳/ありよし まさのり

7月12日に福島競馬場で行われた七夕賞は2番人気のグランデッツァが優勝した。騎乗した川田将雅騎手(29)にとって、この勝利は福島競馬場での重賞レース初勝利となり、川田騎手は日本中央競馬会(JRA)の10競馬場のうち9競馬場での重賞勝ちを果たした。全10競馬場での重賞制覇を目指して、函館記念で騎乗したのはデウスウルト、しかし結果は11着。翌週の函館2歳Sに騎乗予定はなく、今年の函館開催は終了。川田騎手の全場重賞制覇の記録は来年以降に持ち越された。出走機会の限られる「人」に対して「種牡馬」は記録達成の可能性ははるかに大きい。1984年にグレード制が導入されて以来、7頭の種牡馬が全場重賞制覇を達成し、サンデーサイレンス(USA)、ノーザンテースト(CAN)、フジキセキ、トニービン(IRE)、キングカメハメハ、マンハッタンカフェ、クロフネ(USA)と名種牡馬の名前が並ぶ。今年、この名種牡馬の仲間入りに挑戦したのがディープインパクトで、函館競馬最終日の函館2歳Sにブランボヌールとメジェルダを送り込み、1番人気のブランボヌールが矢のような伸び脚を見せ優勝。全場重賞制覇という新しいタイトルを加えた。

第65回は「滞在競馬の馬づくりは貴重な財産 ~秋競馬・ゴールドシップの本番は?~
ホソジュンのウマなりトーク

細江 純子/ほそえ じゅんこ

夏競馬と言えば、食・温泉・競馬場に向かう旅路など、ローカルならでの楽しみがあります。また厩舎関係者にとっても、1つの厩舎に2~4厩舎が同時に入ることもあり、他厩舎の仕事振りやカイバなど、いろいろな意味で違いや発見があり、担当者にとっても勉強になることが多いと筆者。騎手時代も、騎乗する馬の調教の全てを厩舎から任せられるため、カイバの食べ具合や精神状態、馬具の選定など、馬づくりに加われたことは素晴しい財産となったと筆者。ゲートと言えば、上半期を締めくくるGI・宝塚記念で発走時に立ち上がってしまったゴールドシップ。ゲート傍で見ていた筆者も思わず声をあげてしまったと…。ゴールドッシップの精神面でのダメージが心配と筆者。

第80回は「UMAKOプロジェクト」 北海道馬産地ファイターズ

村本 浩平/むらもと こうへい

函館競馬場のふれあいパドックでは、お子様向けの馬車を走らせている。また、電動遊具も子供たちに大人気であり、最近ではリピーターになってくれている子供たちも増えているようで、今年の函館開催は、例年よりも子供たちの姿を多く見かけたような気がしたと筆者。道南生まれであり、子供の頃から函館には足を運んでいた自分だが、競馬場以外でどんな娯楽があったかな?と思うと、意外と思い出が浮かんでこないと筆者。そこで函館競馬場である。将来の有望な競馬ファン醸成のために「UMAJOプロジェクト」とならぬ「UMAKOプロジェクト」を提案したいと筆者。

第80回は『2歳戦』 馬ミシュラン

小山内 完友/おさない ひろとも

今年の東京ダービーは、浦和のラッキープリンス(浦和・小久保智厩舎)が制したが、浦和競馬所属馬としては1990年のアウトランセイコー以来の25年ぶり、そして浦和デビュー馬としては1984年のキングハイセイコー以来、実に31年ぶりだった。2着も浦和競馬所属のパーティメーカーで、浦和所属馬の東京ダービー1、2着は史上初の快挙となった。このところ東京ダービー覇者は、北海道や中央デビュー馬が主流だった。南関東の2歳新馬戦は4月24日、大井競馬からスタートした。例年よりも1ヵ月早く、感覚的には「物凄く早い」と感じたと筆者。ただ課題も残り、層が薄すぎて同じ馬の組み合わせでの決着が続く。今後南関東の2歳戦にも注目を集めるギミックが必要だと筆者は指摘する。

せり市場成績

セレクトセール サラ1歳・当歳
北海道市場セレクションセール サラ1歳
八戸市場 サラ1歳
九州1歳市場 サラ1歳

海外情報

香港で2014-15年度競馬売上、入場者数が増加
フランスのアルカナ社がイギリス・ニューマーケットでの2レースのスポンサーに
キーンランド社、セプテンバーセールの開催日程を調整

海外ステークスウイナーズ

愛ダービー Diesis 系 Halling 産駒が欧クラシック初制覇
独ダービー Duke of Marmalade 産駒が仏オークスに続き‘15 欧 G12勝目
ジュライC Danzig 系 Oasis Dream 産駒が 父、祖父に続き3歳で制覇
パリ大賞 仏ダービーに続き Dubawi 産駒優勝、1人気 Galileo 産駒2着

トピックス

2016年 第38期生産育成技術者研修生募集案内
STOP! AS~アナボリックステロイドの規制強化~

種牡馬事業

STALLION NEWS ARCHIVE(スタリオンニュース・アーカイヴ)

海外流通促進

海外競馬で活躍中の日本産馬(市場取引馬)

地方競馬ニュース

主なトピックス June~July
2015年6月・地方競馬場の売り上げ

生産関連ランキング

2015年7月各種ランキング

軽種馬生産技術総合研修センター マンスリーレポート

  • マンスリーレポート67
    “馬の発育の調査からⅡ― 標準成長曲線の作成(体重)―

From 競走馬のふるさと案内所・連絡センター

レポート(日高案内所・胆振連絡センター・十勝連絡センター・東北連絡センター・千葉連絡センター・南九州連絡センター)

The First Win JBBA 会員生産の初勝利馬一覧(2015.6.15~7.14)

表紙

第19回スパーキングレディーカップ(JpnⅢ)優勝馬 トロワボヌール
JBBA種牡馬バゴ(FR)産駒 トロワボヌール
JBISせりライブ中継
北海道市場サマーセール15

JAIRSコーナー((公財)ジャパン・スタッドブック・インターナショナル)etc

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