事業紹介
生産地域と連携を図り、健全な競馬の発展と地域経済の安定化に寄与
協会では、サラブレッドの「国際競争力をもつ資質の高い馬の生産育成」により、健全な競馬の発展と地域経済の安定化に寄与することを目的とし、種馬事業を根幹に据え、サラブレッドの改良に必要な情報提供や生産・育成に欠かせない人材養成と生産技術の向上、生産地情報の発信による生産地の案内等に努めています。
また、軽種馬農業協同組合や県軽種馬協会など全国各地の軽種馬関連団体と連携を保ち、地域の主要産業としての軽種馬産業の基盤強化のため、生産地の事情に密着した各種の助成事業を展開しています。
生産育成助成事業
軽種馬生産の振興を図るため、軽種馬の生産育成に係る各種の対策(軽種馬の資質改良、技術向上、流通の改善、防疫、生産・経営の改善等)に係る助成措置を総合的に実施しています。
情報提供事業
1987年に軽種馬改良情報システム(Japan Bloodstock Information System:JBIS)を誕生させました。これにより生産地や各競馬主催者、関係団体などから収集・集積した軽種馬データを整備し、インターネットなどを通じて生産者のパソコンや携帯電話・スマートフォンに、生産に役立つ改良関係情報として提供しています。
生産地案内と普及活動
全国6か所の「競走馬のふるさと案内所」から生産地情報を発信しインターネットで情報を提供しているほか、現地に訪れる競馬ファンに引退名馬等の見学案内を実施。生産地の紹介と競馬ファンの底上げに努めています。
競馬振興支援事業
中央競馬や地方競馬の重賞競走の一部を指定し、優勝馬の関係者を表彰することにより優秀馬の生産育成を奨励するほか、地方競馬の支援など競馬振興に側面から取り組んでいます。
国際交流事業
競馬の国際化に対応し、国際生産者会議等に参加し生産に関係する国際的共通問題を討議するとともに、各国の競馬・生産関係団体との国際交流を深めています。