小さい頃から、祖父にばんえい競馬へ何度も連れて行ってもらっていました。高校では馬術部に所属し馬と接していくうちに、馬に関わる仕事に就きたいと考えるようになりました。就職先のリトルブルーファームの社長からJBBAを紹介されてネットで調べたところ、施設が充実している点に惹かれたのがきっかけでした。
高橋 篤矢さん
強い馬を作るだけではなく、その馬の一生に関わるような仕事をしたいです。高橋 篤矢さん
この研修所を選ぶまでの経緯は？
研修はいかがですか？
毎日が幸せです。屋内馬場が広いのと600mの走路があるので、研修はとても楽しいですし充実しています。6月後半にはじめて走路に出て、気持ちよかった感覚が忘れられません。研修の中では手入れと騎乗が一番好きな時間です。
騎乗練習は、まず屋内馬場で常歩からスタートしました。乗馬は高校の部活で経験していましたが、もう一度基礎からしっかり練習したいと思っていたので、あらためて学ぶよい機会になりました。
現在は各個練習で自分の課題が克服出来るよう、考えながら騎乗しています。馬と正面から向き合える貴重な時間です。自分の姿勢の矯正と馬と調和し折り合いをつけていくのが、今後の課題です。
研修所での生活はいかがですか？
休みは当番制で、土日のどちらかがお休みです。部屋でのんびりするのが好きですが、仲間とバスに乗って街まで買い物に出かけることもあります。
同期の仲間とは、はじめに開かれた親睦会ですぐに打ち解けることが出来ました。
寮生活は男女ともに仲が良く、毎日があっという間に過ぎていきます。
将来はどんなホースマンになりたいですか？
将来は生産や育成を行ない世界に通用するようなGⅠ馬を作りたいと思いっています。
生産馬が競走馬を引退した際は、乗馬としてリトレーニングをし、色々な方に馬とふれあってもらい、馬の魅力を伝えていきたいです。馬の余生をのばして、色々な年代の方々に楽しんでもらえるような牧場づくりをしていきたいです。
強い馬を作るだけではなく、その馬の一生に関わるような仕事をしていきたいです。