競馬を見始めたのは、中学生の頃からです。当時は野球の部活に力を入れていて、馬の仕事への意識はありませんでしたが、友達と何度か阪神競馬場に行きました。
高校の修学旅行で偶然、北海道日高の牧場でファームステイをして、広い牧場の環境整備や雑草抜き、馬とのスキンシップを体験しました。その思い出が自分に染み込み、馬の仕事をしたいと考えるようになりました。
修学旅行をキッカケに馬の世界へ。
将来はオルフェーヴルの産駒に乗ってみたい。藤本 巧太さん
競馬を見始めたのは、中学生の頃からです。当時は野球の部活に力を入れていて、馬の仕事への意識はありませんでしたが、友達と何度か阪神競馬場に行きました。
高校の修学旅行で偶然、北海道日高の牧場でファームステイをして、広い牧場の環境整備や雑草抜き、馬とのスキンシップを体験しました。その思い出が自分に染み込み、馬の仕事をしたいと考えるようになりました。
馬が好きで研修に入ったので、馬と一緒にいる生活は、自分にとっては理想の日々です。ただ、これまで馬と密に接したことがなかったので、最初は恐怖心がありました。今は慣れてきましたが、逆に油断しないように気を付けています。これからも初心を忘れずに接していきたいです。
研修では、馬の気持ちを理解することが難しいですね。馬の仕草や表情、僅かな動きに気づいてあげて、馬とのコミュニケーションが図れるように勉強していきたいです。
夏には、JRA札幌競馬場を見学できました。特別に業務エリアに入り、実際に使うスターティングゲートや検量室を見学でき、貴重な機会でした。有名な騎手・調教師の方々が目の前を通り過ぎて、その場ですごく感動しました。
早起きや団体生活を心配していたのですが、徐々に慣れましたね。だいたい朝は5時に起きて、夜は22時過ぎには寝ています。部屋は2人部屋で、お互い気を使うところはありますが、一緒に競馬の話ができるのは嬉しいですね。
生産、育成、どちらの道を進むか迷っていますが、誰もが知っているような強い馬に関わるホースマンを目指したいです。もし、育成牧場に就職できたら、オルフェーヴルの産駒に乗ってみたいですね。