姉がしていたTVゲームがキッカケで馬が好きになり、小学生の頃に「将来は馬と生活したい」という夢を持ちました。ずっと気持ちは変わることなく、次第に馬の仕事に関する本を探して、調べるようになりました。偶然、高校の先輩がJBBAの研修を受けていたこともあり、この研修所の門を叩こうと思いました。
白石 友海さん
冷静に馬をコントロールできるように奮闘の日々。
食事や休日は研修仲間と楽しく過ごしています。白石 友海さん
この研修所を選ぶまでの経緯は？
研修はいかがですか？
私にとっての夢の第一歩となり、嬉しさを感じながらの毎日です。馬は自分より大きくて強く、最初のうちは恐怖心がありましたが、今は可愛いと思える瞬間が多いです。騎乗訓練では、上手に馬をコントロールできずに落馬することがあり、落ち込んでしまう日もあります。私は日記を書くことや、先生や家族に聞いてもらうことで気持ちを整理し、反省し、次の訓練へ切り替えるようにしています。
今の課題は、馬上で冷静に馬をコントロールすることです。私が慌てたり、落ち着きがなかったりすると、馬にも伝わってしまうので、心技体の「心」の部分もすごく大事だと感じています。
民間牧場での実習では、牧場の皆さんの仕事のスピードや、騎乗技術の高さを目の当たりにし、自分との実力差を感じました。このギャップを少しでも埋めていけるように、研修に励んでいきたいです。
研修所での生活はいかがですか？
地元から離れましたが、同期の研修生といつも一緒なので、ホームシックや寂しい気持ちはないですね。みんなでご飯を食べているときや、休日に音楽を楽しんでいるときは、すごくリラックスできます。馬の仕事をしていくには体力や筋肉が必要なので、食べ物の好き嫌いもしなくなりました。
将来はどんなホースマンになりたいですか？
今は育成牧場に就職したいという気持ちが強いです。そのためにしっかり馬について学び、心身を鍛えていきたいと思います。将来は責任ある仕事を任せてもらえるように、就職してからも馬の知識を深め、様々な経験を積んでいきたいです。