竹内 咲葵さん

目標は「みんなに愛される馬」を作ることです。竹内 咲葵さん

この研修所を選ぶまでの経緯は?

昔から馬に美しさやかっこよさを感じていて、中学校3年生くらいから牧場で働きたいと思っていました。担任の先生に相談したところ、牧場で働いている先生の知り合いを紹介していただき、さらにその方の知人から「いきなり牧場で働くより、学校で基本的な技術や知識を身に付けてからの方が苦労が少ない」と、この研修所を教えていただきました。

研修はいかがですか?

はじめは馬の顔や体と名前が一致せずに、馬の無口頭絡に書いてある名前をひたすら読んでいましたが、1カ月くらいで馬の顔と名前を覚えられるようになりました。学校の授業とは違い、教科書を使うことは少なく、実際に馬と触れ合って学んでいくことがほとんどです。研修は厳しいことも多々あるのですが、そのことで自分が成長できていることを感じますし、とても充実しています。

ただ、馬の扱いや乗馬などの技術・知識はまだまだ足りないと自覚しているので、そこは残りの研修生活で少しでも積み重ねていけるようにしたいです。

研修所での生活はいかがですか?

親元離れての寮生活も初めてですし、知らない人と一緒に暮らすのも初めてでしたので、最初は戸惑うこともありました。でも、しばらくするとお互いにどういう人間かも分かりますし、仲間がいると1人よりもがんばれますので、その点では共同生活も良いと思います。また、ここでは料理・洗濯・掃除などすべての家事を自分でやる必要がありますので、身の回りのことや家事に対する考え方が変わりました。

今では、仲間と寮でテレビを見ながら、他愛もない会話をすることがとても楽しいです。私は部屋で音楽を聴きながら一緒に歌うことが、良いストレス発散になっています。あとは次の日に響かないように早く寝るようにしています。

将来はどんなホースマンになりたいですか?

大きな目標は、「みんなに愛される馬を作りたい」です。私はもともと馬の生産に携わりたくて、JBBAの研修所を選択したのですが、さまざまな人の意見を聞き、育成も面白そうと感じ始めています。もう少しだけ考えて、悔いのないように選択したいと思います。