日本軽種馬協会
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新年のご挨拶
 会員の皆様、明けましておめでとうございます。年頭にあたり一言ご挨拶を申し上げます。

 会員の皆様の生産馬は昨年も世界の各地で活躍し、日本馬の実力を世界に示しました。皆様の培ってこられた努力と経験は、今や世界の最高水準のレースでもその成果を充分に発揮できるまでになっています。

 こうした中、日本馬が出走する海外のレースの勝馬投票券の発売がJRAによって凱旋門賞を皮切りに開始されました。売得金額も当初目論見をはるかに上回り、国内の競馬ファンの関心を惹きつけることにも成功したようです。皆様の生産馬が海外で活躍することが、競馬の振興に寄与し、また、更に幅広く新しい競馬ファンの獲得にも繋がるというプラスの連鎖が期待できる喜ばしい状況です。

 軽種馬生産界にとって昨年は、生産者の皆様はじめ、関係者の創意工夫と運営努力によって、せり市場の総売上額は6年連続して前年を上回り、年間総売上額は264億円という史上最高額となりました。また、全市場での売却頭数は2,096頭、売却率は69.2%といずれもこれまでの記録を更新いたしました。

 この結果に甘んずることなく、今後ともなお一層販売促進に努め、何より購買者のニーズに応えた市場運営を目指していただきたいと思います。

 一方、昨年は4月に熊本地震、8月には連続した台風による大雨が東北、北海道地域を襲うなど、生産界は自然災害を被りました。会長として心からお見舞い申し上げます。

 国内の勝馬投票券の売れ行きは中央競馬、地方競馬ともに前年を上回る成績をあげており、競走馬を供給する生産者にとっては何より喜ばしいことです。

 本協会の種牡馬事業においては世代交代を念頭に、欧州のトップサイアーのドバウィの産駒で超良血、既に種牡馬としても実績のあるマクフィ、また米国で3年連続チャンピオンサイアーのタピットの産駒で、昨年の3冠レースの一つを優勝したばかりのフレッシュなクリエイターUを導入。種牡馬のラインアップに更に厚みを加えることが出来ました。ケープブランコ、エスケンデレヤ、ヨハネスブルグ、バゴ、ケイムホーム、アルデバランUなどの産駒も、堅実な良い成績をあげており、生産者の皆様の期待に応えられますようJBBAの種牡馬事業の使命を果たしたいと思います。

 また本年には、生産界の時代の趨勢による規模構成の変化にも考慮し、会員の皆様の生産馬の成績が優秀な方を表彰する新しい会長賞を設けることも考えております。

 新しい年も中央、地方を通して競馬の活性化と競走馬の生産振興に熱意を持って取り組み、関係団体との密接な連携の上に地域社会と一体となり、軽種馬生産界の発展に資するという公益目的を果たしてまいります。

 本年が皆様にとって素晴らしい年になるよう祈念して、新年のご挨拶とさせていただきます。
会長理事:
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